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業務用エアコンはレンタルできる?リースとの違いやメリット、デメリットを紹介

初期費用「業務用エアコンを導入したいけど、購入とレンタル、どちらが自社に合っているのだろうか」「レンタルとリースの違いがよく分からず、どちらを選ぶべきか悩んでいる」  

そんなお悩みを解決するために、この記事では業務用エアコンのレンタルに関するすべてをわかりやすくご紹介します。

本記事の内容  

  1. レンタルとリースの違いを徹底解説  
  2. レンタルのメリット・デメリットを具体的に紹介  
  3. レンタルの導入方法と注意点を詳しく説明  

この記事を読むことで、レンタルのメリットとリースとの違いを理解し、あなたに最適な選択肢が見つかります。導入後のスムーズな運用とコスト面の安心感を得られる未来をお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください。

業務用エアコンのレンタルの基礎知識

業務用エアコンのレンタルとは?  

業務用エアコンのレンタルとは、エアコン本体や付帯設備を購入せずに一定期間貸し出しを受けて利用し、その期間が終了したら返却する形式のサービスです。短期間の使用や資金を抑えたい場合に便利であり、事務所、店舗、工場などさまざまな業種で活用されています。契約期間は数日から数か月が一般的ですが、業者によっては、数年まで柔軟に設定できる場合があり、契約終了後は機器の返却や契約更新を選択することが一般的です。

また、購入に比べて、本体購入にかかる費用など、一度に支払う金額が少ないことや、期間を限定して必要な台数だけ借りられる柔軟性が、レンタルが選ばれる背景の一つです。

メンテナンス等に関しては、契約期間中はレンタル会社がメンテナンスや故障対応を行うのが一般的で、迅速に対応してもらえるケースが多い一方、費用は別途有償となることがほとんどです。

レンタルの費用構成

 業務用エアコンのレンタルでは、以下のような費用が発生します。 

  • 初期費用(設置工事費、搬入費など)
    設置工事費などは自己負担になるケースが多いですが、契約によっては無料になる場合もあります。
  • 月額使用料
    エアコンの機種、契約期間、サービス内容によって異なります。
  • 追加費用(オプション)
    特殊な清掃や部品交換が必要な場合に発生することがあります。

費用はリース契約と異なり、柔軟に設定されていることが多いため、予算に応じた選択が可能です。

実際に利用されているケース

例えば飲食店で、一時的に席数を増やすイベント期間中だけ冷暖房を強化したいときに、レンタルの業務用エアコンを導入する事例がみられます。数カ月だけ必要な分を借りられるので、不要になれば返却し、在庫の保管場所や廃棄の心配も最小限で済みます。

また、夏季や冬季に人の出入りが増える店舗やオフィスでも、ピークの時期だけ追加でエアコンをレンタルし、必要な時期に合わせて柔軟に導入しているケースがあります。その他、工事期間中の仮設の事務所、期間が限定されている小売店や飲食店、引越しまでの一時的なオフィスなどの利用が考えられます。

リースとの違い

レンタルとリースは何が違うのか

業務用エアコンを導入する際、レンタルとリースの違いを理解しておくことは非常に重要です。それぞれに異なる特徴があり、利用期間や契約条件、費用負担などによって適した選択肢が変わります。結論として、短期的かつ柔軟な利用を求めるならレンタル、長期的な設備投資を視野に入れるならリースが向いています。

具体的な違い

契約期間

まず、レンタルは契約期間が数日から数年と比較的短期間で設定されることが多く、短期イベントや季節ごとの需要に合わせた導入に適しています。一方で、リースは3年以上の中長期契約が一般的で、設備を長く使いたい場合に適した選択肢です。

初期費用

次に、初期費用の違いがあります。レンタルは通常、設置工事費、契約終了時の撤去費用や保証金が必要になることが一般的で、契約時に一定の資金を用意する必要があります。ただ、業者によっては無償になるケースがある為、確認が必要です。リースの場合は、月額の料金に初期費用などを分配するケースが多く設置費を含めた初期費用は不要の場合が多いです。

メンテナンス

また、メンテナンスの扱いにも違いがあります。レンタルでは、レンタル業者が対応する為、迅速に対応するケースが多いですが、別途費用がかかる事が一般的で、契約時に確認が必要です。これに対して、リースの場合、点検や修理といったメンテナンス費用が含まれているケースが多いです。

契約の柔軟性

契約の柔軟性についても違いがあり、レンタルは比較的自由に契約期間を変更したり、途中で解約できる場合が多いです。これに対して、リース契約では、原則中途解約は出来ず、中途解約出来たとしても違約金が発生することが一般的であり、契約期間中の変更には制限がある場合が多いです。

所有権

所有権に関しては、レンタルもリースも契約期間中は利用者に所有権はなく、契約終了後も基本的に設備は返却します。ただし、リース契約では契約終了後に再リースや買取オプションを設定できるケースがあります。

以上のように、レンタルとリースには、それぞれ異なる利点と適した状況があります。短期間での柔軟な対応を求める場合はレンタルが最適であり、長期間にわたる安定した設備利用を希望する場合にはリースが有効です。企業の導入目的や財務計画に合わせて、最適な選択をすることが重要です。

メリット・デメリット

業務用エアコンのレンタルには、初期費用の削減や柔軟な契約期間といった多くのメリットがある一方で、長期的に利用する場合にはリースや購入よりも割高になる可能性があるといったデメリットも存在します。以下に詳しく解説します。

メリット

初期費用が抑えられる

機器を購入する場合と違い、高額な初期投資が必要ないため、資金に余裕がなくても導入できます。(別途、設置工事費や保証金等が必要になるケースがあります)

柔軟な契約期間

数日から数か月、業者によっては数年まで、短期利用にも長期利用にも対応しているため、企業のニーズに合わせた導入が可能です。

短期間利用に適している

イベントや季節限定の需要など、特定の期間のみ使用する場合には、契約期間が柔軟なレンタルが便利です。また、契約期間終了後に機器を返却できるため、不要になった設備を抱えるリスクがありません。

短期間で必要な機器をそろえられる

購入やリースを検討する場合と比較して、審査や初期費用が軽減されるケースが多いため、急いで空調設備を導入したい事業者に適していると言えます。特に開業や店舗移転など、時間に限りがある場面では、導入スピードの早さが大きなメリットとなります。

デメリット

長期利用で総費用が高くなる場合がある

短期間では費用面でメリットがありますが、長期間レンタルを続けるとリースや購入よりも総費用が高くなることがあります。

機種の選択肢が制限される場合がある

レンタル会社が保有する機器に限られるため、最新型や特殊な機能が必要な場合には選べない可能性があります。

所有権が自社にない

機器の所有権はレンタル会社にあるため、契約終了時には返却が必要です。長期的に使用したい場合は不便に感じることもあります。

カスタマイズや所有権の制限

機器はレンタル会社の所有物のため、仕様の変更や改造が制限されることがあります。

最終的な判断のポイント

レンタルは契約期間が短く、設備の維持管理が契約会社に任せられることが多い点が大きな利点です。一方で、長く使い続けるほど月額コストがかさんだり、契約終了時に機器が手元に残らないなどの注意点もあります。

初期費用を極力抑えたいか、短期導入の必要があるか、あるいは長く使用して資産化したいかといった目的に応じて、リースや購入との比較を行いながら検討すると良いでしょう。特に短期的な利用を考えている事業者にとって、レンタルは導入までのスピードと手軽さから、優先度の高い手段と言えます。

レンタルで導入する場合の手順と注意点

レンタル契約時のチェックポイント  

レンタル契約を結ぶ際は、機器の種類や料金体系だけでなく、契約条件をしっかりと確認しましょう。以下のポイントが重要です。  

・エアコンの設置や無撤去時の費用や保証金の有無
・月額レンタル料の内訳
・契約期間とその更新条件
・故障時の対応内容(修理費用が無料かどうか)

特に、レンタルするエアコンが最新のモデルであるか、または必要な性能を備えているか確認してください。  

契約期間と更新の条件

レンタル契約の期間は、短期から長期まで様々な選択肢があります。契約期間の途中で更新する場合や延長する場合の条件も確認しておく必要があります。

また、契約終了後に機器を返却する際の手順も把握しておくことで、返却時のトラブルを防げます。  

メンテナンスやサポート体制の確認

レンタルの大きなメリットの一つは、メンテナンスやサポート体制が整っている点です。契約前に以下の点を確認してください。  

・定期点検の頻度と対応内容
・故障時の対応速度と費用の有無
・部品交換や修理の対象範囲  

これらのサポートが充実しているかどうかで、日々の業務のスムーズさが変わります。しっかりとサポート体制が整ったレンタル会社を選ぶことで、導入後のトラブルリスクを減らすことができます。

まとめ

今回は、業務用エアコンのレンタルについて、基礎知識からリースとの違い、メリット・デメリット、導入手順まで詳しく解説しました。これにより、レンタルの選択が自社にとって最適か判断する助けになるでしょう。以下に要点をまとめます。

業務用エアコンレンタルの要点

  1. 基礎知識の把握が大切
    費用構成や導入事例を知る
  2. リースとの違いを理解する
    契約条件や目的に大きな違いがある
  3. メリット・デメリットを検討する
    初期費用の抑制や柔軟な利用が可能
  4. 契約時の確認事項を整理する
    チェックポイントや更新条件を確認する

業務用エアコンのレンタルは柔軟な選択肢ですが、利用環境や契約条件によっては異なる結果が出る可能性があります。今回の記事を踏まえ、自分の事業に最も合った導入方法を検討してみてください。

ABOUT ME
椋木 数馬
【監修者】:椋木 数馬 【所属】:株式会社アイドットコム | 営業課長 【経歴】:ビルメンテナンス業に従事したのち、空調コンシェルジュとして活躍 【資格】:空調コンシェルジュ 【プロフィール文】: 長年にわたりテナントビルや商業施設の空調部門に携わり、多くの施設が抱える空調に関する課題を的確に解決。複雑な設備のトラブルシューティングから省エネ対策の提案まで、多岐にわたる実績をもつ。2018年から空調機器販売のアイドットコムに所属し、顧客ごとのニーズに合わせた最適なソリューションを提案する空調コンシェルジュとして活躍中。多くのお客様から高い評価を得ています。 好きな食べ物はアサイーボウル。